****当時のホームページからの引用です。*****
伊万里シアターくろねこかん第12回公演
「マインド’99」
作:大橋康彦/ 演出:吉永繁史
伊万里市民センター(文化ホール)
1999年9月18日(土)19:00開演(30分前開場)19日(日)13:30開演
料金 500円(全席自由)
キャスト
父1:いっとく 父2:小林正宏 父3:護面綾丸 父4:OTABE
母:前田由美子 さつき:椋本舞子 祖母:山口美樹
女:山田いつ代 子供:松尾佳奈子
スタッフ
照明:山下ごお(劇団楽園天国技術部)/音響:塚本亜希/舞台美術 空閑利春
振付:塚本亜希
ストーリー
どこにでもあるような、家構え・・・・。当然、なんとなく父の様子が変だ。いきなりちょっとお洒落なハンガーに向かって怒り出したかと思えば、ダンススクールに通っている娘に宝塚がどうだの時代は暗黒を迎えているだの意味不明の説教をはじめてしまう。あげくの果てには会社の昇進の内示を断ってきたとうれしそうに話すのだ。あまりの父の変な様子に慌てて病院に連れて行こうとするが、その時、また父が会社から帰宅した。父が二人?そして、さらにうろたえてしまっている母と娘の前に父がまたまた帰宅する・・・
開演の前に
前回、マインドの公演は1992年-1993年でした。そして今年は1999年、ノストラダムスの大予言では7月に(旧暦だと8-9月だそうですが)恐怖の大王が空から降ってくることになっていますが、劇団員はそれとは無関係に稽古に励んで?います。
多分この調子だと、恐怖の大王は「恐怖の本番」になって団員たちを襲ってくるに違いないことでしょう。(笑)
再演とはいっても、役者及びスタッフが総入れ替えに近い状態なので、まったく新しい舞台になること思います。しかも今回はタイトルの後ろに「’99」がついています。世紀末にふさわしい?リニューアルしたくろねこの舞台をどうぞご期待ください!(笑)
本公演写真
公演が終わって ~演出より~
ようやく公演が終了しました。9月とはいえ、まだまだ暑さ厳しい状態だったので、練習疲れなのか、単なる夏バテなのか不明な疲れが未だに残ってます。
もう二度と夏場の公演はやるまいと心に誓っております。
今回の舞台はお父さん2役の小林少年がいきなり本番二日前に盲腸になるというとんでもないハプニングがあり、公演中止か!とまでなったのですが、盲腸を薬で散らしながら、頑張ってくれたおかげで、なんと無事終了することができました。
もちろん、小林少年は、翌日、即入院手術だった事はいうまでもありません。
さて、皆さんにとって舞台の出来あがりはいかがだったでしょうか?
ある方から、「上手くはなっているけど、若さがなくなった」と言われました。まったくそのとおりかもしれません。何度も舞台を作り上げているうちに、がむしゃらな意気込みが失せてきてしまったのでしょう。特に、今回のマインドは再演ということで、そのあたりの過去との対比が明確に出てしまったようです。
そろそろ、別のくろねこかんのティストを探し始める時期にきたのでしょう。
今後、いったいどのような公演をするのか、まったく未定ですが、やはり若さだけは取り戻したいものです。
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